店舗音響工事の実際

配線工事下見

必要があれば工事の前に現場を下見させていただき、隠ぺい配線が可能かどうか見極めさせていただきます。脚立を使用させていただき、点検口やダウンライトの取り外し等をして、調査いたします。

点検口・ダウライトや埋め込み型の蛍光灯(ベースライト)等があれば天井内での配線が可能な場合があります。また、左の図のように天井から梁が張り出している場合は、近くに点検口があり、梁にスリーブが見つかれば線を通すことが可能です。

防火シャッターや防火区域内への後工事での配線はとても難しいです。

事務所では、床配線式が多くなっています。

壁内配線は、壁の近くに点検口があれば可能な場合がありますが、近くにない場合、天井に小さな穴を空けて、線を出し、モールにて配線します。

大規模店舗内のテナントの場合、非常放送の設置が義務付けられております。非常時(火災など)の場合、自動的にBGMをカットする装置がつけられています。つまり非常放送がBGMで聴こえなくならないように、BGMをカットする装置です。方法は2種類あって一つは電源そのものを遮断する電源カット、スピーカーに24Vカットリレーを付けてスピーカーの音を遮断するものがあります。店内に非常放送用電源コンセントがあれば、それをアンプに繋がなくてはなりません。この非常用電源コンセントを別の場所に移動したり、新たに設置する場合、資格を持った工事業者の施工が必要です。

配線作業

配線作業はケーブル・キャッチャー、釣り名人などを使用して行います。いつか現場で一緒だった電気工事の職人さんが「点検口やダウンライトがあったら何としても隠蔽配線するのが職人だ」と言っておりました。われわれもその気持ちで配線作業をしてまいります。

 

 

 

 

 

 

機材取付

配線が終わったらスピーカーの取り付け、アンプなどの設置を行います。アンプによってはスピコンを使用しているものがありますので、少し作業は大変な場合があります。スピーカーもモノによっては取付に苦労する場合があります。

音出し

配線・取付が終わっていよいよアンプに電源を入れて音の確認をします。逆相になっていないか、音が出ていないスピーカーがないかどうかチェックします。

サウンドハウス